基本的にお酒は何でもいい方で、同じ値段ならアルコール度数の高いものを選ぶ。よって味にはあまりこだわりが無いと言うか、美味い不味いの違いが良くわからない。判るのはこのお酒は確実に二日酔い若しくは悪酔いすることだけが判る。いやこれもどちらかというと、感覚的なものの様な気がする。
Keith Jarrett trioの一夜から一週間と経たずに、Pat Metheny Unity Bandの来日。自分のiPodのヘビーローテーションを飾るBigArtistのうち2組が同時期に来日で俄かに忙しい。今夜は2ndステージからなので、開場は21時から。と言うよりここBlue Note Tokyoで自分が参加するのはいつも2ndステージが基本。公演が終わると終電+タクシーと言うのが基本パターン。1stステージにはどうやっても間に合わない。帰りが遅くなって翌日の仕事が少々辛いのは止むを得ないにしても、それに加えて辛いのがPatの公演はいつも高額。まああれだけの演奏を間近で生で見られるのは、何にも変え難い至極の時間なのだが、今回も自由席ながらチャージはなんと12,500円。いつも納得の内容だが、12,500円はやはり痛い。
しかも今回はこれまでと違って成田空港からのアプローチ。遠いが故、時間とお金がかかるので今回は時短を使わせて頂いて急ぎ表参道へ。先にも記した通り2ndステージは21時からなのだが、自由席なので早めに向かって整理番号を得る必要がある。今回は26番。いつもは一桁だが、遠方からのアプローチ。納得するしか無い。
番号が記されたコースターをgetして夕食を食べに外へ。と言っても今夜も一人。ここは南青山天然水。多くのセレブリティが行き交う街。こちらは加齢臭漂う43歳、O型みずがめ座。一応会社で管理職を勤める立場にあるものの、根っからの体臭、いや大衆気質。43歳ともなれば、おしゃれなバーで一杯ひっかけて今宵のライブへと言う流れと思うが、前述の通りお酒は酔えれば良いという気質。ファミマにてバドワイザー350mlとみかんサワー500mlに卵サンドと唐揚げ5コ。これを肴にBlue noteの向かいで一人アウトドア宴会。ここは南青山。おしゃれなセレブリティが集う街。43歳みずがめ座のO型のおじさん一人で外飲み。
さて開場したものの、入場に時間がかかり演奏開始は22時前。年を重ねて完全朝型人間になった自分にとっては、就寝を考え始める時間帯。正直少し眠い。満を持して登場した1曲目はアルバムUNITY BANDの中から。これまでの来日とは異なり、Chris Potter(sax)が入っている為雰囲気が違って大変に宜しい。これがMichael Breckerだったらと思うのは流石に野暮だろう。3曲目は何とJames^_^!これには観客からも大拍手!やはり往年のパートは大人気。自分もちょっと涙ぐむ。歳をとると涙腺が弛むというのはどうやら本当らしい。そしてやっぱり出ましたOrchestrion!わからない方に簡単に説明すると明和電機の楽器とピタゴラスイッチを組み合わせて、最新のテクノロジーが融合したPatのオモチャ。今回もピコピコと即興で打ち込んで一曲作り上げながらセッションしてしまう離れ業を披露。
あー、いいなぁ。やっぱり来て良かった。値段の高さにちょっとためらったけれど、いいものはいい。ソロでもデュオでもトリオでもクァルテットでもPMGでも、Pat師匠はギター界のスーパーヒーロー。グラミー賞で20回も賞を取るのも理解できる。何処かでPatに対する賛辞で見かけたものに、こう言う表現があった。『Patは夢の中の出来事を、現実の音楽として創り出すことが出来る唯一のアーティスト』と。まさに正鵠を射ている表現だと自分も思う。そしてそれはもちろん日本だけでなく、世界中のPatのファンも同じ思いだと思う。
お酒は何でもいいけど、音楽だけは譲れないものがある。一流の音楽は43歳のおじさんでも少しだけ、一流の人間に近づけさせてくれる魔法の力を持っている。
Keith Jarrett trioの一夜から一週間と経たずに、Pat Metheny Unity Bandの来日。自分のiPodのヘビーローテーションを飾るBigArtistのうち2組が同時期に来日で俄かに忙しい。今夜は2ndステージからなので、開場は21時から。と言うよりここBlue Note Tokyoで自分が参加するのはいつも2ndステージが基本。公演が終わると終電+タクシーと言うのが基本パターン。1stステージにはどうやっても間に合わない。帰りが遅くなって翌日の仕事が少々辛いのは止むを得ないにしても、それに加えて辛いのがPatの公演はいつも高額。まああれだけの演奏を間近で生で見られるのは、何にも変え難い至極の時間なのだが、今回も自由席ながらチャージはなんと12,500円。いつも納得の内容だが、12,500円はやはり痛い。
しかも今回はこれまでと違って成田空港からのアプローチ。遠いが故、時間とお金がかかるので今回は時短を使わせて頂いて急ぎ表参道へ。先にも記した通り2ndステージは21時からなのだが、自由席なので早めに向かって整理番号を得る必要がある。今回は26番。いつもは一桁だが、遠方からのアプローチ。納得するしか無い。
番号が記されたコースターをgetして夕食を食べに外へ。と言っても今夜も一人。ここは南青山天然水。多くのセレブリティが行き交う街。こちらは加齢臭漂う43歳、O型みずがめ座。一応会社で管理職を勤める立場にあるものの、根っからの体臭、いや大衆気質。43歳ともなれば、おしゃれなバーで一杯ひっかけて今宵のライブへと言う流れと思うが、前述の通りお酒は酔えれば良いという気質。ファミマにてバドワイザー350mlとみかんサワー500mlに卵サンドと唐揚げ5コ。これを肴にBlue noteの向かいで一人アウトドア宴会。ここは南青山。おしゃれなセレブリティが集う街。43歳みずがめ座のO型のおじさん一人で外飲み。
さて開場したものの、入場に時間がかかり演奏開始は22時前。年を重ねて完全朝型人間になった自分にとっては、就寝を考え始める時間帯。正直少し眠い。満を持して登場した1曲目はアルバムUNITY BANDの中から。これまでの来日とは異なり、Chris Potter(sax)が入っている為雰囲気が違って大変に宜しい。これがMichael Breckerだったらと思うのは流石に野暮だろう。3曲目は何とJames^_^!これには観客からも大拍手!やはり往年のパートは大人気。自分もちょっと涙ぐむ。歳をとると涙腺が弛むというのはどうやら本当らしい。そしてやっぱり出ましたOrchestrion!わからない方に簡単に説明すると明和電機の楽器とピタゴラスイッチを組み合わせて、最新のテクノロジーが融合したPatのオモチャ。今回もピコピコと即興で打ち込んで一曲作り上げながらセッションしてしまう離れ業を披露。
あー、いいなぁ。やっぱり来て良かった。値段の高さにちょっとためらったけれど、いいものはいい。ソロでもデュオでもトリオでもクァルテットでもPMGでも、Pat師匠はギター界のスーパーヒーロー。グラミー賞で20回も賞を取るのも理解できる。何処かでPatに対する賛辞で見かけたものに、こう言う表現があった。『Patは夢の中の出来事を、現実の音楽として創り出すことが出来る唯一のアーティスト』と。まさに正鵠を射ている表現だと自分も思う。そしてそれはもちろん日本だけでなく、世界中のPatのファンも同じ思いだと思う。
お酒は何でもいいけど、音楽だけは譲れないものがある。一流の音楽は43歳のおじさんでも少しだけ、一流の人間に近づけさせてくれる魔法の力を持っている。