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一由そばの思い出

空虚な3年間。記憶の片隅から中学校時代の歴史は消し去っていた。いや消し去ろうとしていた、と言うのが正しい。ワインの澱のようにビンの底に、自分の心の底に、深層心理の深い海の底に沈み込んでいた自分の「歴史」。いわゆる中二病(もちろん当時は、そんな言葉無い)にかかり、オフコースを聴き倒し、ただ黙って一緒に冬の海を見ていてくれる彼女が欲しいと言う「妄想」のみの3年間の歴史。運動も嫌い。ルックスも自身無し。増えるのは鉄道とガンダム(リアルロボット)の知識ばかり。そして根拠も理由も無く周囲への反抗期だけが暴走していくそんな空虚な3年間。そんな中、好きな女の子にアカペラでオフコースの歌を歌い手紙を渡すと言う事実がつい最近発覚。これはかなり恥ずかしい。会社で管理職を担うにふさわしくない。NHKのニュースで「臨時ニュースです。ぎんざ氏 過去に生アカペラで告白していた事が取材班の調査でわかりました」などと世間をにぎわしたらどうしよう。もう世界中に拡散されるんだな。ツイッターとかで炎上するんだろうな。もう生きていけない。恥ずかしい。歌ったのは名曲のYes-NoもしくはYES-YES-YES。Yes-Noと言っても枕の方ではない。ああ、小田さん本当にスミマセン。どう告白したのかも当然不明。いや、青春だったのかな。なんで青い春って書くのかな。恋の病は怖いな。難病だな。でも楽しかったな。中学の同窓会。30年ぶりの同窓会。みんな立派なおじさんとおばさんになってたけど。太った人。禿げた人。劣化した肌。しわの増えた顔。名前も顔も記憶の無い人もいたけど、徐々に思い出したりして。楽しかったな、ホント。切なくて、甘酸っぱくて、ほんのり甘くて、ちょっぴりしょっぱくて、たまに辛くて。それも僕の歴史。みんなの歴史。来年もそういう思い出創っていこう。写真は最近お気に入りの日暮里は一由そば。都内でひっそりとチェーン展開している六文そばで修行して独立したお店。ゲソ天そばが大人気。24時間営業。今日は大晦日。大忙しだろうな。それでは今年もお世話になりました。デブの生活服装編で今年はおしまいです。みなさま良いお年をお迎え下さい。来年も宜しくお願い致します。

•デブ生活/服装編
クールビズは3月から12月までが適当だと思う
家の中では一年中Tシャツとパンツ
その割には末端冷え性
駅のエスカレーターの配置は大まかに把握している
座っている姿勢が意外にきつい
身体はまっすぐな姿勢(立つか横になる)が楽
靴下の履く方法が太ってから変わった
足の爪を切るのが辛い
カバの気持ちが良くわかるようになった
あの人よりもまだ痩せている、と比較して前向きに生きている
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